PHP Conference 2014 に参加しました

去る 10/11 に開催されました PHP Conference 2014 に参加しました。 PHP Conference 自体に参加したのも初めてでしたが、このような規模のカンファレンスで登壇したのが初めてだったので思い出深いものになりました。

PHPをまじめに触り始めてから約7ヶ月の経験しか無く、PHPについて他人より知っていることはまず無いので、PHPとはあまり関係ない内容でスピーカーに応募したのですが、何を間違えたのか受理していただくことができました。

今年のYAPCではPerlに関係の無い話が盛りだくさんだったそうですが、私もその流れに乗ってみました。PHPについてはほとんど語っていません。

話の趣旨としては、特に若い人向けに、WebアプリのデプロイについてCapistranoなどのいわゆるモダンな方法に至るまでの苦難の歴史を大雑把にお話しし、それに続くこれからのデプロイの形について考えたいといったものです。これからの時代はたとえ小さなアプリケーションであったとしても最初からスケールし易いように構築していくことになるから、それに備えるべきだ、ということを伝えたかったわけです。若い人に向けたメッセージのつもりでしたが、むしろオジサンたちが目に涙を浮かべながらウンウンとうなずいてくれていたのが印象的でした。講演後に褒めてくれる人が居たのは、素直に嬉しかったです。講演スライドにははてブが130ほどついて、人生最大のヒットになりました。僕の小規模な人生にピッタリのサイズ感。

PHP Conference全体の印象としては、Rettyみたいなイケイケの会社もYahoo!みたいな大御所の会社も居て、参加費も無料だし、良いイベントだなーというのがまずは率直なところです。徳丸先生が1時間も話してくれる特異なカンファレンスという一面も見逃せません。まあ、実際の講演は見逃しましたけどね。いや、自分の講演スライドをけっこうギリギリまで作っていて他の人の講演はほとんど見られなかったんですな。情けない話です。

一方で、若手登竜門的な立ち位置であることも感じました。幅が広いと言うか、懐が深いと言うか。

恐怖!シェルショッカー1号男に激しい衝撃を受けたことは良い思い出です。ジョークアプリにしてはコストかけすぎだろ?と言うのが正直な気持ちですが、本気だったらどうしよう?という一抹の不安もあって、トークは面白かったけど全力では笑えなかったですね。

というわけで、今年のことに気を良くして、来年もカンファレンスで講演できるように今から1年かけて何か仕込んでおきたいと思います。時代はビッグデータだとかクラウドだとかDockerだとからしいので、僕はCGIとかBASHとかの話でもしようかしらね。